細菌

ヘルペスと上手に付き合おう

ヘルペスウイルスに感染してしまい症状が出たという場合であっても、現代の医学であればある程度簡単に治療することが出来るようになりました。
特に初期段階で発見することが出来たのであれば、ほとんどの場合重症化する前に治療をすることが出来ます。
しかしヘルペスを一度発症してしまった場合、その人は長くその症状と付き合っていかなくてはならないのです。
どうしてかというと、症状がヘルペスウイルスというウイルスによって引き起こされるものであり、そしてこのウイルスは感染後、体から出ていくことがないからです。
症状が治まった後であってもウイルスは体内の神経細胞が集中している場所に住み着いてしまいますから、ちょっとしたことがきっかけで症状が再発することがあるのです。
そのため、一度発症してしまったのであれば、その後長く付き合っていくことになるのです。

さて、ではそうした付き合いをより上手く行うにはどうすれば良いのかというと、最も効果的になるのは再発抑制療法と呼ばれる方法です。
これは抗ウイルス薬と呼ばれるタイプの薬を毎日飲み続けることで、体にウイルスへの抵抗力を持たせるという治療です。
症状が出ていない時であっても続けなくてはならないという欠点はありますが、現在世界50カ国以上で採用されている治療法であるため、その実績はかなり優れていると言えます。
特に年6回以上などの高い頻度で再発を繰り返す場合、体がウイルスに対抗するための十分な力を持っていないということになりますから、こうした方法で治療が行われることになります。
加えて再発抑制療法にはパートナーへの感染拡大を予防する効果もありますから、パートナーと生活を共にするのであれば特別な事情が無い限り、検討したい治療となります。

今迄説明した様な治療が必要ないという場合であっても、免疫力を落とさない生活習慣を心掛けたいものです。
免疫力と言う体が雑菌やウイルスに打ち勝つ力はさまざまなことで低下してしまいます。
低下させる主な要因としては睡眠不足や偏った食生活、ストレスや喫煙・飲酒の習慣などです。
これらすべてをすぐに改善しなくてはならないというわけではないのですが、何も気にせずに自堕落な生活や、体に負担をかけすぎる生活を続けてしまうと、症状の再発率はどんどん高くなっていってしまいます。
ヘルペスに感染したことが無い人であっても、こうした抵抗力を落とす生活習慣があると体調を崩しやすくなるのですから、再発防止を望むのであれば、ゆっくりであっても生活習慣を見直していくことが必要です。

ヘルペスを発症したらバルトレックスで治療

バルトレックスはヘルペスウイルスの増殖を抑える効果があり、単純疱疹や口唇ヘルペス、水疱瘡などの病気に対して効果があります。
バルトレックスの主成分はバラシクロビルであり、この成分が体内でアシクロビルという成分に変わる事によって抗ウイルス作用があります。
バルトレックスの主成分のバラシクロビルが直接ウイルスに対して効果があるという訳では無く体内で有効な成分に変換されるので、こうした薬の事をプロドラッグと言います。

どのようにしてバルトレックスがヘルペスウイルスが原因で発症する病気に対して治療効果があるのかというと、ウイルスを直接死滅させる作用があるという訳では無く、ウイルスが増殖するのを抑える働きがあります。
症状があらわれ始めるとウイルスが細胞内に入り込んで爆発的に増殖して症状が進行しますが、それを抑える事で症状を抑えて早期治療が期待できるのです。
こうした事からも病気を発症してからウイルスが増殖しきってしまった後で服用してもほとんど意味は無く、症状が出始めたらすぐに服用した方が効果が高くなります。

また、薬は適切に服用する事で病気に対して非常に有効ですが、副作用には注意が必要です。
バルトレックスの場合は比較的副作用は少ない方であり、副作用があったとしても下痢や吐き気、眠気、めまいなどの比較的軽い症状で済む場合が多いです。
ただ、ごくまれに重い副作用が生じるばあいもあるので、服用する際には注意しなければならないです。

通常は病院で医師が診断した上で処方される薬ではありますが通販でも購入する事が出来るので、医師の処方なしで通販サイトで購入する場合は特に気をつける必要があります。
もしも何か異常を感じた場合はすぐに医師に相談する事も大切です。

ヘルペスは子供でもかかりやすいウイルスです

ヘルペスは感染症なので、人から人へとうつっていきます。
ウイルスの感染力はとても高く、直接的に患部に触れる以外でも、親子や夫婦などの親密な間柄でうつりやすい病気とされています。
このウイルスは、一度人の体内に侵入するとその後もずっと体内の神経節という神経が集まっているところに隠れて潜伏し続けるという特徴があります。
症状が出なくても、唾液などを通して気が付かないうちにウイルスをもらっている可能性がります。
ですから、小さい子供でもお父さんやお母さんからウイルスをもらっているというケースが多くみられるのです。

ヘルペスは大人の病気というイメージを持っている人が多いかもしれませんが、実は赤ちゃんや子供の時期にウイルスをすでにもらっている場合が大半で、ほとんどの人は知らないうちに感染しています。
症状が出た子供のケースでとてもかかりやすいのは、ヘルペス性歯肉口内炎です。
ヘルペスウイルスに初めて感染した乳幼児が最もかかりやすい症状で、急に39度の前後の高熱が出て口の中に水泡ができたり、歯茎が腫れ上がってしまい出血することもあります。
発熱は長時間続くことはないのですが、強い痛みを伴うので食事がとれなくなってしまい、脱水症状などが出てしまうこともあります。

その他、アトピー性皮膚炎の子供は皮膚の抵抗力が弱いのでヘルペスウイルスに感染すると症状が出やすい傾向にあります。
皮膚炎を起こしている個所に水泡が広がってしまうなど、重症化しやすいようです。
また、アトピー性皮膚炎でなくてもあせもやおむつかぶれがきっかけで症状が出てしまうこともあるので注意が必要です。
保護者は、子供でもかかりやすいヘルペスウイルスの症状を理解し、すぐに対応できるようにしておきましょう。

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